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この布団、まだ使える? 布団屋が確認するポイント

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2026/06/20

お布団を持ち込まれたお客様から、

「この布団、まだ使えますか?」

とご相談をいただくことがあります。

そんな時、私がまず確認するのは中綿です。

綿を見たり、手で触ったりしていると、

「そんなことまで分かるんですか?」

と驚かれることも少なくありません。

実は、布団の状態を判断するうえで、

一番大切なのは中綿だからです。

もちろん、布団のヘタリ具合や生地の傷みも確認します。

しかし、仕立て直しができるかどうか、

どのような仕上がりになるのかは、

中綿の状態によって大きく変わります。

中綿を見ると、

・木綿わたが中心なのか

・ポリエステルの割合が多いのか

・打ち直しに向いている状態なのか

といったことを、おおよそ判断することができます。


判断は「できる・できない」だけではありません

長年綿わたを扱っていると、

綿の色や繊維の状態、

手で触った時の感触から分かることも多くあります。

ただ、判断は「打ち直しできる・できない」だけではありません。

例えば、

「この布団を敷布団にできますか?」

とご相談いただくことがあります。

そんな時は、中綿の状態を確認しながら、

「この綿なら大丈夫ですよ」

「足し綿を少し多めにした方が良さそうですね」

といったお話をします。

反対に、

「敷布団には適していますが、掛布団や肌布団への仕立て直しには向きませんね」

とお伝えすることもあります。

また、中綿の傷みが進んでいる場合には、

「打ち直しはおすすめしません」

「買い替えを検討された方が良いかもしれません」

とお話しすることもあります。


古い婚礼布団でも活かせる場合があります

つまり、私たちは中綿を見ながら、

その布団をどのように活かせるのかを判断しています。

お客様からは、

「もう古い布団だからダメだと思っていました」

と言われることもあります。

特に、押し入れにしまったままの婚礼布団は、

「古いから使えないだろう」

と思われがちです。

しかし、中綿の状態を確認してみると、

まだ活かせる場合は少なくありません。

先日、婚礼布団を敷布団へ仕立て直した事例がありました。

その時も最初に確認したのは中綿の状態でした。

逆に、見た目はきれいでも、

中綿の状態によっては仕立て直しに向かないこともあります。

ですから、

「この布団、まだ使えるかな?」

と思われたら、まずは一度ご相談ください。

布団屋は、

生地だけでなく中綿の状態も確認しながら、

そのお布団をどのように活かせるのかを考えています。


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