朝起きたら身体が痛く寝心地が悪い(°´ᯅ`°)°。…打ち直しリメイク
お客様からお預かりした敷布団
この頃、朝起きたら 身体が痛くて 寝心地が悪くなった敷き布団の打ち直しをお願いできないでしょうか。
布団を干しても ふっくら感が戻りません。
母親が頑張って買ってくれた嫁入り布団です。買い替えも考えたのですが 母親や家族の思い出もたくさん詰まった布団なので打ち直しをして これからも大事に使っていきたいです。
打ち直しとサイズ変更(ダブルからセミダブルへ変更)をお願いしたいと考えています。
思い出の詰まった布団を丁寧に打ち直しをしてもらえるところをさがしています…。
と、当店のHPをご覧になりご連絡を頂きました。
お客様宅へお伺いをしてご相談の後、敷布団をお預かりしました。
お客様の敷布団の側生地を解き中綿を確認してみると、敷布団使用時に床付き感があるとのお話でしたが、やはり敷布団の中央部分に少し凹みがありました。
中綿を見てみると、表面以外の中側はそれほど汚れもなく、充分再生可能な綿の状態でした。
打ち直し後のお客様の再生綿
当店の綿の打ち直し工程は2回(荒打ち・細打ち)行います。
荒打ちで汚れ等を除去しながら綿をほぐし、新わた(綿)を足し綿して、再度、繊維の汚れを落としながら細打ちして、きれいな布団綿に再生します。打ち直しの場合は、お預かりする布団綿に合わせて足し綿の質を調整します。
嵩高と弾力性を復元するために、今回は、印度デシ綿と少量のポリエステル綿も加え綿質の向上に努めました。
綿入れ(布団作り)
今回のリメイクは、人気の「新あられ生地」で敷布団をお仕立て直ししました。
寝ている時に床付き感があるとのお話を伺っていましたので、肩、腰が当たる部分の綿を増量して、長期間使用しても敷布団の中央部分が凹まないように注意しながら綿入れを行いました。
くけ・とじ作業
「とじ」が終わり 敷布団を「くけ」ていきます 「くけ」が終わると敷布団の完成です
敷布団(セミダブル)の完成
下写真の奥が今回リメイクしたセミダブルサイズの敷布団。手前は、シングルサイズの敷布団。
幅がセミダブルの方が20cm長くなります。
しっかり目に中綿を入れたので、厚みのある敷布団に仕上がりました。
敷布団を納品後日、お客様より下記メールを頂きました。
お布団を使わせて頂き 1週間が経ちました。
朝起きた時の 腰痛も感じなくなりました。
有り難いです。寝心地の良さに感動しております。
使う人の目線で 綿入れの配分を考えてくださって 本当に感謝いたします。
丁寧に大切に扱ってくださって有難いです。
これからもこの布団を使い続けることが出来るので、母も喜んでいることと思います。
お客様のお喜びのお言葉は、当店スタッフの何よりの励みです。
これからも心地よいお布団をご提供できるよう頑張りたい!と、改めて心に誓いました。
布団の丸洗いから打ち直し(リフォーム)まで、布団に関する事は、ぜひマル井ふとん店でご相談してみて下さい。
お問い合わせは…こちらをClick
関連ページ…「綿ふとんリフォーム」詳しくは…こちらをClick