梅雨の時期のお布団のお手入れ方法
東近江スマイルネットの番組で「梅雨時期の布団のお手入れ方法」についてお話をさせていただきました。
梅雨時期の布団のお手入れ方法
梅雨の時期は、雨も多くなりどうしても湿度が高まります。
普段でも寝汗せなどで湿気がたまりやすいお布団ですので、特に梅雨時期は、湿気対策を心掛ける事が大切です。
湿気が多くなると….ダン・カビの発生が多くなります。
普段使っているお布団はもとより、お客様用など押し込みにしまいっぱなしのお布団にも注意が必要です。
梅雨時期のお布団のお手入れ方法としては…
晴れた日に干す
お布団のお手入れの一番は「天日干し」です。
2~3日晴れが続いた空気の乾いた日に干すのがベストです。
天日干しは、まず普段使っている面から干して、続けて裏面を干します。
ダニ・カビは高温に弱いので、布団は片面だけでなく両面を干しましょう。
目安としては、片面2~3時間程度。
夏場は、週に1回、冬場でも月に1回は天日干しがおすすめです。
布団だけでなく、座布団やクッションも干すといいでしょう。
側生地の色あせ対策として、カバーを付けたまま干すのでもOKです。
干した後は、布団叩きでバンバンと叩くより、掃除機で表面を吸う方が効果的です。
ただし、羽毛や真綿、麻、ガーゼなど布団の素材によっては、余り日に当てず陰干しの方が良い場合もありますので注意が必要です。
押入れにしまいっぱなしはNG
お客様用のお布団などを押入れにしまいっぱなしにしておくと、カビの発生原因になります。
押入れの中のお布団も、年に2~3回天日干しするだけでカビの発生率が低くなります。
普段使っているお布団同様、押入れのお布団のお手入れもお忘れなく!
敷いたまにしない…
風邪をひいた時、3日も寝こむと敷布団の下はドボドボになったという経験のある方も多いと思います。
敷布団を敷きっぱなしにすると、湿気が溜まり、カビなどが発生する一番の原因となります。
どんな敷布団でも湿気は溜まります。(特に化繊の布団が一番溜まりやすい。)
対策としては…
・床でお休みなら…毎日布団を上げる
・ベッドでお休みなら…週に一度は、敷布団や敷パッドの裏側を乾かす
・一般的に、女性より男性の方が汗の量が多いので、干す頻度を調整する
雨の多い日は…
室内で布団干しスタンドなどを使い、扇風機やエヤコンの「ドライ」を使い乾燥させて下さい。布団乾燥機があれば併用すると、なお効果的です。
ただし、天干しの方が殺菌効果は高いので、晴れた日に改めて干して下さい。
シーツやカバーは使った方がいいの?
シーツやカバーは必需品です。
カバーを使うと、布団の側生地の傷みが軽減し寿命も伸びます。
また、定期的にお洗濯することにより、より清潔に使えます。
このカバーの洗濯時に布団を干すと、なお気持ちが良くなります。
もレカビなどが発生したら…
うっすら白カビなどが少量発生した時は、重曹スプレー、カビ取りスプレーで取りるかもしれませんが、残念ながら、生地に黒カビが発生してしまったらは取れません。
また、カビは布団の中綿から出てきますので、側生地だけをきれいにしてもまた発生する可能性があります。
ダニも中綿にいるので掃除機では、なかなか取れません。
ダニやカビは人の皮脂が大好きです。このカビやダニの残留物が、喘息などの原因と言われています。
ダニは50°以上の高温で20~30分すると死んでしまうので、やはり普段のお手入れは天日干しが有効です。
その後、布団叩きで「バン・バン」と叩くより、掃除機で吸う方が効果的できれいになります。
一番大事なのは、カビなどが発生しないように「普段からお手入れをする」事です。
もしお布団に黒カビなどが発生していたら、中綿の汚れも酷く、側生地も弱っていますので、丸洗いやリフォームをご検討下さい。
ちなみに、掛布団より敷布団の方が湿気ます。また、化繊綿のお布団が一番カビが出やすいのでご注意下さい。
冬布団のしまい方
しまう前に、天日干しで充分乾燥させておくことです。湿気を残したまま押入れにしまうと、カビなどの発生原因となります。
また、埃よけにビニールなどを使って布団を包むのもおすすめしません。古い布団カバーなどを利用される方がいいと思います。
次の冬シーズンに使う予定がなければ、夏場にもう一度干す。
押入れに入れるなら、敷布団を下側、掛布団を上側にしまう。
できれば、年に一度は丸洗いをしてしまうのがベストです。
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