11月の冷えこみに強くなる寝床づくり | マル井ふとん店
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11月の冷えこみに強くなる寝床づくり

シーツ・パッド
掛布団
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羽毛布団
2025/11/16

敷布団の状態で“温かさ”はここまで変わる

体温を蓄える“敷き”と、逃がさない“掛け”でつくる、冬の快適な寝床。

11月も半ばを過ぎると、ここ東近江でも夜の冷え込みがぐっと深まり、

「布団に入っても足が冷たい」

「朝起きると腰がこわばっている」という声が増えてきます。

季節の変わり目は体が冷えやすく、眠りの質にも影響が出やすい時期です。

そんなときに一度見直していただきたいのが、実は “敷布団” です。

掛布団ばかりに目が行きがちですが、冬の暖かさは敷布団がつくる“寝床の土台”で大きく変わります。

今日は、地域のお客様から相談の多い「敷の底冷え」「冬の掛け方・重ね方」について、やさしくお話しします。

なぜ冬は“敷布団”が大事なのか?

冷えは、上半身より「腰・お尻・太もも」で強く感じます。

これは床からの冷気が、体の下側に直接伝わるためです。

きちんと働いている敷布団なら、体温をじんわり蓄えてくれますが、へたりが進んだ敷布団だと、温めた熱が逃げやすくなり、一晩中ひんやり感が残ってしまいます。

また、朝になって敷布団を触ったとき、“湿っぽいな”と感じる方も要注意です。

人は寝ている間にコップ1杯ほどの汗をかきます。

元気な綿の敷布団なら、朝にはサラッと戻りますが、へたっている敷布団は、吸った湿気を外へ逃がす力が弱く、湿ったままになりがちです。

これはつまり、中の空気層がつぶれ、断熱力が落ちているサインでもあります。

敷布団のセルフチェック(冬前の健康診断)

□  腰の部分が大きく沈む

□ 朝、敷が湿っぽい

□ 触ると冷たく感じる

□ 足先が冷えて寝つきにくい

□ 掛布団を増やしても寒い

ひとつでも当てはまれば、「敷の見直しタイミング」と言えます。

冬に強い“敷きの組み合わせ”とは?

地域のお客様に特に喜ばれているのが、

「綿の敷布団 + 温泉敷きパッド

という組み合わせです。

綿の敷布団は体温で温まりやすく、空気を抱え込む“蓄熱力”に優れています。

そこに温泉敷きパッド(遠赤外線や天然鉱石生地)を敷くと、床からの冷えをしっかり和らげ、“底冷え対策”として非常に効果的です。

特に冷え性の方やご高齢の方は体感の違いが大きく、「足が冷えにくくなった」「腰がラクになった」との声も多いです。

布団は“重ねる順番”で温かさが変わる

● 綿の布団(掛け)

綿は、体温で温まった熱をしっかり蓄える力があります。やわらかな温もりをキープする…「蓄熱の層」…として働きます

● 羽毛布団

羽毛はたっぷり空気を含み、温かい空気を逃がさない…「断熱の層」…になります。ふわっと膨らむことで目に見えない空気の壁を作り、保温力を高めます。

● 毛布

毛布は体に近いほど熱を蓄えやすく、掛布団の内側で使うと“補助的な蓄熱”の役割を果たします。

ただし外側にすると風を通しやすく、羽毛のロフト(ふくらみ)をつぶしてしまうこともあります。

羽毛布団と毛布、いちばん温かい掛け方は?

専門店としての結論は、

体 → 毛布 → 羽毛布団

という順番が最も温かく、湿気にも強く、羽毛布団の寿命も守れます。

毛布が体温をしっかり蓄え、その上から羽毛布団が「断熱のフタ」として働くことで、逃げやすい熱をしっかり閉じ込めてくれます。

羽毛布団の上に毛布を重ねると、毛布の重みで羽毛がつぶれ、保温力が落ちやすいので注意が必要です。

「毛布の肌触りが好き」という方は、敷き側に毛布を使う「敷毛布スタイル」もおすすめです。

寝心地を保ちながら、羽毛の性能も生かせます。

まとめ  ~冬の眠りは“土台づくり+順番”で変わる~

冬の眠りを支えるのは、実は掛布団より“敷布団”。

底冷えが始まる11月は、敷と掛けの“重ね方”を見直す絶好のタイミングです。

敷を整え、掛け方を工夫するだけで、

・足先が冷えにくくなる

・寝つきが早くなる

・夜中の目覚めが減る

・朝の腰のこわばりが楽になる

といった変化を感じられる方が多いです。

「少し話を聞いてほしい」というだけでも大歓迎です。

お使いの布団の状態や体の悩みに合わせて、最適な組み合わせをご提案しますので、どうぞお気軽にご相談ください。


お布団に関する事は、ぜひマル井ふとん店でご相談してみて下さい。

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