座布団のお仕立て直し
お仕立て前のお座布団
長年ご使用されていた普段用にお使いのお座布団。何十年も使っていたとお聞きしました。
流石に座布団もペッチャンコになり、座布団カバーをかけてご使用されていましたが、側生地の側面もほころび、中綿が覗いている状態です。
中綿が使えたら「もったいない」ので、仕立て直し出来ますか?とのご依頼をいただきました。
お座布団は、いわゆる銘仙判(55×59cm)で、市販の座布団カバーに収まる大きさです。お座敷用や法要座布団に比べ一番小さく、普段用として一番使い勝手の良いサイズです。
お預かりしたお座布団は、中綿を製綿機に通し、新しい綿わたを足して精製しなおして、新しい側生地に包みます。
綿入れ直後のお座布団
中綿の汚れも落としフカフカになった再生綿で座布団を作り直すと、見違える程ふっくら膨らみます。
側生地も新しくなりますので、ほとんど新品と同じ様な仕上がりになります。
一枚一枚、ていねいに座布団の真ん中を綴じ、中綿と側生地が動かないようにします。
座布団の四隅も、中綿が逃げないようにフサを付けていきます。
こうして仕上がったお座布団がこちらです。
お客様も「こんなにフカフカに生まれ変わるんですか!」と、お仕立て前の座布団と比べ、カサの違いにとても驚いていらっしゃいました。
お仕立て直し仕上がり価格 1枚・2530円(税込)
座布団カバーのかける時期は…?
店長からの一口メモ
新しいお座布団に直ぐ座布団カバーをかける方がいらっしゃいます。
せっかく作った新しくきれいな座布団を汚したくない…と、思われるお気持ちは分かります。
ですが、新しいフカフカ座布団の状態で座布団カバーをかけると、カバーも入りにくく、側生地もカバーの中でクシャッとなってシワシワになってしまいます。
ですので、数年はそのままの状態でお使い頂き、座布団のカサが落ち着き、側生地に汚れが目立つようになった時期を見計らってから座布団カバーをお使いになられる事をオススメします。
その方が、新しい座布団の側生地の柄も楽しめ、長くお座布団をお使いいただけますよ。
お布団のメンテナンス、お布団の事でお悩みがある時は、ぜひマル井ふとん店へ相談してみて下さい!
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