新しいインド綿が入荷しました
布団の中綿に使用する「綿(わた)」で、敷布団などに使用する新しい「インド綿(デシ綿)」が入荷しました。
繊維の長さで綿花を分類すると、インド綿(デシ綿)は、単繊維綿(繊維長 20.6mm以下)に属し繊維が短く太いのが特徴です。
このインド デシ綿は、寝返りの打ちやすい適度な硬さとクッション性が特徴で、主に敷布団の中綿の主原料になります。
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今回、入荷したインド綿(デシ綿)2俵(約240kg)
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網目の梱包材を取り除くと、帯鉄に巻かれた状態で届きます。この塊(1俵)で約170kgほどの重さです。
綿花は、船便(コンテナ)で輸入されるので、輸送コストを抑えるため、この様に帯鉄で圧縮された形で当店工場に運ばれてきますが、重くて取扱がとても大変です。(汗)
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綿を取り出せるように、帯鉄を一本一本バールで取り除いていきます。
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帯鉄を外すと、綿花は一気に上へ膨れ上がります。
ここで、綿の状態をチェック。
今回の綿は、色合いも良く粘りもある良い綿が入りました。
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綿のチェックが終わった後、積み直し作業になります。
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一度荒く綿をほぐすため、また、製綿機へ運びやすい大きさにするために、綿を積み直します。
強い力でギュッと圧縮されていた綿が、一気に解放されたように膨らんでいきます。
あらほぐし後に積み上げた綿は、入荷時の倍近くカサ高く膨れ上がります。
今回のインド デシ綿は、主に敷布団の主軸の中綿に使用します。
ここから混綿の割合で、各等級の敷布団用の布団綿に精製しますが、やはり決め手は主軸のインド綿になります。
この綿が、どんな敷布団の中綿に仕上がるのか…今から楽しみな「インド綿」です。
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