羽毛布団に焦げあと…?
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掛布団
羽毛布団
2021/05/27
羽毛掛布団に穴が空いて、カバーの中が羽毛だらけになったので見て下さい!とのご相談がありました。
お客様の羽毛布団の状態を確認するため、カバーをそっと外したら、側生地にダウンが沢山付いています。
かまわずカバーをめくると、布団の真ん中あたりに生地の焦げた跡があり、そこに大きな裂け目がありました。
どうして、こんな所に焦げた跡が…?…と、不思議に思い、ご使用状況をお聞きすると…。
「こたつ台を横にして羽毛布団を掛けていたら、こたつのヒーター部分が熱くなっていて、布団が焦げた」そうです。
その時、穴は空いていなかったそうですが、焦げて生地が弱くなり使っているうちに裂けてきたと思われます。
この羽毛布団は15年以上使われていましたが、充填羽毛が良質でダウンボールもまだ大きかったので、リフォームさせて頂く事になりました。
ただ、吹き出し羽毛の量が多かったので、足し羽毛を通常より100g増量して合計400g足して、通常の嵩高になるよう調整しました。
これで、安心してご使用いただけます。
今回は、お布団が焦げただけで良かったですが、一歩間違えれば火事の原因になりかねません。(>人<;)
消防の方から「一般家庭では、お布団の側にストーブを置いていて、布団に火が着き火事になるケースが一番多い」と、お聞きしています。
これからしばらくは、ストーブを使う季節から離れますが、冬回りの暖房器具とお布団の取扱いには、十分に気を付けて下さいね。
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