新しいカーテンへ取り替え施工(縁のローカ)
「縁ローカのカーテンを新しくしたいので見に来て欲しい」と、お客様からご連絡を頂きお家へ伺いました。
お客様のお宅は伝統的な4つ間のあるお家で、表側にあるお座敷の横の縁ローカには、巾2間(約4m弱)と1.5間(約3m弱)の掃き出し窓、更に奥のお部屋の裏側にも裏縁ローカがあり、巾1.5間(約3m弱)と1間(約2m弱)の掃き出し窓があります。
表側の縁ローカ
取り替え前のカーテン
裏側の縁ローカ
現在お使いのカーテンが、だいぶん古くなってほころびが出てきているのと、カーテンレールも滑りが良くなく、カーテンの開け閉め時に引っかかりがあるそうです。
カーテンと一緒にレールも新しく取り替えたいとのご要望でしたので、先ずは、窓の採寸から取りかかります。窓の大きさ、カーテンレールを取り付け位置を決めて1箇所づつ寸法を確認し縫製して制作するカーテンの寸法を出します。
カーテンの寸法が決まると、次にカーテン選びです。お客様から柄や色の好み、西陽が射すかどうか、外から家内がどれぐらい見えるか…などなど、いろいろと条件をお聞きしながら候補となるドレープカーテンやレースカーテンなどを選別して頂きます。
カーテンレールもいろんな種類がありますが、今回は、オーソドックスなスチールレールにされました。洋室などなら装飾レールなどもありますが、今回の様な縁ローカの場合は、レールも長く(3mや4mなど)殆どスチールレールにされます。使用するレールは、工事用レールですので、現場の窓の幅に合わせカットして取り付けます。もちろん中間にジョイントもないので、カーテンの開け閉めもスムーズに滑ります。
シンコールカーテンからお選び頂きます。
レールは、立川ブラインドカーテンレール V17工事用レール
カーテンや取り付け部材の候補が決まると、一旦お見積もりを出してご予算と照らし合わします。これを何度か繰り返し、ご予算に合うお気に入りのカーテンを決めて頂きます。
取り付けるカーテンは、オーダーカーテン。既製品のカーテンと違い取り付ける窓の寸法に合わせてカーテンを作っていきます。使用する生地も丈夫で、縫製も1枚1枚丁寧に仕上っています。
また、カーテンにはウェーブ加工を施しますので、仕上がって取り付けた時のカーテンのヒダがとても綺麗に出ます。
カーテンの縫製は、通常1~2週間程度で仕上がります。
今回、お選び頂いたドレープカーテンとレースカーテン
カーテンが仕上がったら、取り付け施工をさせて頂きます。
施工は、古いカーテンとカーテンレールを取り外し、新しいレールを取り付けカーテンを取り付けていきます。
古いカーテンを取り外し、続いてレールを取り外します。
レールを取り外した直後
仕立てたカーテン(表側)
仕立てたカーテン(裏側)
新しいレールに付け替え仕立てたカーテンを取り付ける。(表側)
新しいレールに付け替え仕立てたカーテンを取り付ける。(裏側)
カーテンを変えると、お家の中、お部屋の雰囲気も変わって、気分も一新します。
今回は、落ち着きのある柄の中でも明るい感じのカーテンをお選び頂いたので、「家の雰囲気も明るくなって、とても綺麗になった!」とお喜び頂きました。
当店では1箇所の窓から、カーテン、ブラインド、ロールスクリーンなどの取り付けや取り替えに応じています。窓周りのインテリアでお悩みがございましたら、いつでもお気軽にご相談下さいませ。
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