普段用のお座布団って、どんな大きさ…?
お座布団には、いろんな種類があります。用途によって、大きさも変わります。
一般的に、ご家庭で普段よく使われているお座布団(いわゆる普段座布団)は、銘仙判(メイセンバン)と呼ばれ、サイズは55×59cmぐらいとなり、市販の座布団カバーもこの大きさになります。
使い回しのきくお座布団で、ご家族用として、また、ちょっとした来客用としても使用できます。
他、以下の座布団があります。
大きさの名称 | サイズ | 用途 |
八端判(ハッタン) | 59×63cm | お座敷用のお座布団で、主に来客用に使用されます。 |
緞子判(ドンス) | 59×63cm | 婚礼用で作られていたお座布団。こちらも来客用です。 華やかな柄が特徴で、特に改った席で使用される事が多い。 正絹(絹100%)のお座布団も、この大きさになります。 |
夫婦判(メオト) | 67×72cm | 婚礼などで用いられた夫婦用の座布団。青と赤のペアーで2枚1組になります。 |
法要(ホウヨウ)座布団 | 66×72cm | 御仏前用の座布団。反物の大きさによりサイズは若干変わります。 |
これらの座布団の大きさは、生地の反物の大きさで決まります。
この他、銘仙判より小さな小座布団や丸型など、いろんな大きさのお座布団がありますが、上記が規格サイズになります。
8年ほど前に納品した普段座布団
今回は、8年ぐらい前にお作りし納品させて頂いた普段座布団と同じ柄の座布団を、あと5枚作って欲しいとのご依頼がありました。
しかし、残念ながら同じ柄の生地が現在ありません。
それなら、よく似た感じの柄で良いので、追加で作って欲しいとのご依頼でした。
そこで、同じブルー系で無地系の生地でお作りさせていただく事になります。
座布団の綿入れの様子
どの判の大きさの座布団でも、綿入れの工程はこの様に制作します。
くけ・とじの様子
綿入れ口をくけていきます 一枚一枚を丁寧に 真ん中をとじ、4隅にフサを付けます 完成です 5枚を積んだ状態 側面から見る
中綿も側生地も「綿」の普段座布団は、スポンジや化繊の座布団と違い、座っていても蒸れ感もなく、脚やお尻を支えます。
お客様も、「座り心地がいいのは、やっぱり綿の座布団。素朴感のある柄で落ち着いた感じがいいですね」と、お言葉を頂きました。
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