打ち直しの布団で、ぐっすり眠れました!
持って来て頂いたドンスの組布団
母が、お嫁入りのときに持ってきたドンスのお布団を仕立て直しって出来ますか?
と、布団を持って母娘でご来店頂きました。
あまり使っていないのですが、もう50年以ぐらい前の布団になります。中綿とか使えますか?大丈夫でしょうか?と心配されていました。
中綿を確認させて頂きましたが、とても良質な状態で充分に再生可能な中綿です。
そこで打ち直しして、普段使う布団に作り替えさせて頂く事になりました。
お好みの側生地を選んでもらい、掛布団2枚・夏用の肌布団2枚・敷布団2枚へお仕立て直しさせて頂くことになりました。
ふっくら仕上がった再生綿で掛布団と肌布団の「綿入れ」をしていきます。
布団の角の綿入れ しっかりと角を作ります 綿入れ仕上げ作業 綿入れの仕上がり 側生地に綿を入れていきます 側生地の表側が見えてきました 側生地と中綿をしっかりと馴染ませます 掛布団、もう一枚はピンクの裏地で ベージュの表地が顔を出します 布団の形に整えていきます 一枚、一枚しっかりと手作業で進めます
次は、敷布団の「綿入れ」作業に移ります。
掛布団と敷布団の中綿は種類が違うので、別々に再生綿を作ります。再生綿でも敷布団用の綿は、腰のある弾力ある綿にして敷布団に入れていきます。
側生地の上に綿を組んでいきます 布団綿のカットも全て素手で… 慎重に丁寧に中綿を作ります 弾力のある敷布団になりました この後、くけ・とじの作業に移ります
全ての作業が終わり、仕上がったお布団がこちらです。
カラーはブラック 掛布団・肌布団・敷布団 肌布団の厚みはこれぐらいです カラーはベージュ 掛布団・肌布団・敷布団 掛布団の厚みはこれぐらいです 仕上がった2組の打ち直し布団(掛布団・肌布団は、毛抜き仕立て)
仕上がったお布団を数週間ご使用頂いた後、お客様から以下のコメントをいただきました。
先日打ち直ししてもらった布団、とても気持ち良いです。今まで使っていた敷布団だと、敷布団の上に体を乗せていたという感じでしたが、打ち直ししてもらった布団は、敷布団に体が包まれているような感じで、寝返りの回数も減りぐっすりと眠れるようになりました。
掛布団もぜんぜん重く感ないし、とても快適です!布団が変わると、こんなに寝心地が変わるものなのか!と、びっくりしました。
知人や周りの人達から、昔のドンスのお布団は処分(捨てた)した、という話を聞きますが、すごく勿体ないと思います。
と、お言葉をいただきました。
綿布団は、他の素材の布団より吸湿性が抜群で、静電気など刺激もなく、とても体に優しい寝心地になります。
今回の様に、ドンスのお布団綿は、まだまだ再生(打ち直し)すると、とても気持ち良く寝られるお布団に生まれ変わります。お布団のリフォームでお悩みの方は、ぜひ当店で一度ご相談してみて下さい!
布団の丸洗いから打ち直し(リフォーム)まで、布団に関する事は、ぜひマル井ふとん店でご相談してみて下さい。
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