敷布団を掛布団に作り替え…出来るの?
綿の掛布団と敷布団を使っていましたが、この布団を使って掛布団に2枚に作り替える事はできますか?
敷布団は余分があるのですが、掛布団が足らなくなって…。
とのご相談を頂きました。
お客様からのお預かり布団(掛布団・敷布団)
掛布団と敷布団とでは、使われている中綿が同じ「綿・めん」でも実は綿の種類が違います。
掛布団は、主に繊維が細て長い米綿(フワッとした柔らかな綿)が使われていてますし、敷布団は、繊維が太くて短いインド綿(カシッとした硬めの綿)が使われています。
実際、お客様のお預かり布団の中綿を見てみると…
お預かり掛布団の中綿
フワッとした柔らかな掛布団用の綿です。
お預かり敷布団の中綿
カシッとした硬めの敷布団用の綿です。
と、このような違いがあります。
敷布団を掛布団へ仕立て直すことは出来ますが、敷布団綿を使っての掛布団への打ち直しは、どうしても布団が重くなったり嵩(カサ)が出にくくなったりまします。
そこで今回は、同じ品質の掛布団を2枚お作りするため、掛布団と敷布団の綿を一緒に打ち直し、通常より多めの足し綿(オプション・1枚につき通常仕上がり価格より1000円程度アップ)することで、敷布団の綿を軽い掛布団用の綿へ再生しました。
綿入れ後、くけ、綴じ作業をして完成です。
仕上がった掛布団がこちら…
仕上り後、お客様宅へお届けさせて頂きました。
「こんなにフワッと軽くなるんですね! 嬉しいです!」
と、お言葉を頂きました。
今回は、掛布団1枚と敷布団1枚を足し綿を増やすことで掛布団2枚にお仕立て直し出来ました。
でも、より気持ちのいい打ち直し布団にするなら
● 掛布団から → 掛布団か敷布団へお仕立て直し
● 敷布団から → 敷布団へお仕立て直し
が、理想的です。
打ち直しをご検討の方への参考になれば幸いです (^^)/
布団の丸洗いから打ち直し(リフォーム)まで、布団に関する事は、ぜひマル井ふとん店でご相談してみて下さい。
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