冬の間に、夏の肌布団のお手入れを…
「夏に使っている肌掛布団、汚れが目立ち匂いも気になりだし、だいぶんくたびれてきたので、この寒い間に一度お手入れがしたいのですが…。」
と、ご相談を頂きました。
見せて頂いた肌布団は、綿わたの肌布団でした。
お手入れの方法としては丸洗いするか、打ち直しして仕立て直すかですが、匂いが気になるだけなら丸洗いで大丈夫ですが、綿わたなので中綿が少し硬くなるかも知れません。
打ち直しなら、丸洗いに比べ料金が高くなりますが、中綿もきれいになり、側生地も新しくなりますので、新しいお布団のように”フワっ”と、なります…など、いろいろご説明させていただきました。
「タオルケットは身体に巻き付く感じが嫌で、羽毛や化繊わたの肌布団は暑くて使いにくいので、綿わたの肌布団を愛用していました。フワッと気持ち良くなるのなら打ち直しして下さい。」
と言うことで、肌掛布団を2枚お仕立て直しさせて頂きました。
お預かりした肌布団の側生地をはずし、中綿を取り出しました。
中綿は、それほど汚れてなく「打ち直し」したら、充分いい綿に再生出来そうな状態の綿でした。
再生綿で、中綿を作っていきます
中綿が完成しました
綿を側生地に入れて「くけ」ていきます
「くけ」作業の後、布団の「とじ」作業をおこないます。左が「とじ」前、右が「とじ」後の肌布団
お仕立て直し後の肌布団
今回、仕上がりの布団柄は「お任せ」でした。
ご夫婦で使われるとお聞きしていましたので、ご主人用・奥様用との区別がつきやすいように幾何柄のペアー柄で仕上げました。
夏に使う掛布団もいろいろありますが、「綿わた」は、吸湿性が高くて蒸れ感が無いので、とても爽やかで人気があります。
「クーラーや扇風機をかけながら寝ると、タオルケットでは体が冷えてしまうので、やっぱり綿わたの肌布団が一番です!」
と、今回もお言葉を頂きました (^^)
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