綿の敷布団がよみがえる(打ち直し)
長らく使われていた綿の敷布団。中綿もだいぶんヘタり、側生地もほころびや汚れが目立ってきたので、打ち直しして、きれいに仕立て直しして欲しいとのご依頼です。
綿の敷布団は、他の敷布団では得られない、優しい寝心地と吸湿性の良さが大きな特徴ですが、中綿がへたって汚れてくると綿のクッション性や吸湿力も低下してしまいます。
使用条件にもよりますが、目安4〜5年に一度打ち直しされると、敷布団のクッション性や保温力が保てます。
側生地もいろんなところが綻びが出ていて、長年ご使用された様子が伺えます。
とじ糸がゆるんできたら、中綿もだいぶん汚れてへたっている状態です。
そろそろ打ち直しの時期が迫っているサインです。
中綿を打ち直しして、新しい側生地でお仕立て直しさせて頂きました。
打ち直しをすると、中綿の汚れや繊維が短くなって使えなくなった綿繊維などを取り除くことが出来ます。
新しい足し綿と一緒に綿を再生するので、きれいにふっくらと仕上げることが出来ます。
新しい側生地に綿入れをした直後の敷布団
この後、敷布団の側面をくけて中綿を閉じ込め、一箇所つづ手で丁寧に綴じて完成です。
中綿も側生地もきれいになりますので、お布団が清潔に保て、クッション性や保温力も蘇ります。
左が打ち直し前の敷布団・右が打ち直し後の敷布団(とてもふっくらと仕上がりました)
打ち直しすると、お布団ってこんなに温かさが違うんや!と、ご感想を頂きます。
マル井ふとん店では、布団の丸洗いから打ち直し(リフォーム)まで、布団に関するご相談は、何でもお聞き下さい。
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