お客様は、厚めがお好き!
「以前作ってもらった敷布団がだいぶんヘタってきたので、見てもらえませんか?」との連絡をいただきお客様宅へお伺いしました。
見せて頂いた敷布団は、10数年前に「ダブルベッドのスプリングの上で使う敷布団」として作らせて頂いた綿の敷布団です。
お客様よりお預かりした敷布団・ダブルサイズ
ゆったりと寝たいということで、ダブルベッドをお一人でご使用されています。
当時、ベッドでも綿の敷布団が使いたいとのお話でスプリングマットもありましたので、薄目に仕上げさせて頂きました。
またダブルだとサイズもだいぶん大きくなるので、お布団を干す場合など軽めの方が扱い易く、長年この仕様でご愛用頂いていました。
TOPIX「ベッドでも使える綿の敷布団・2021/06/8」でもご紹介しましたが、ベッド用に作った薄型の敷布団は、一定期間ご使用頂くと、丁度、お客様の敷布団(上の写真)ぐらいの厚さになります。
ベッドの高さもそれほど変わらず、汗もよく吸い扱い寝易くて楽!と、綿布団のお好きな方には大変好評なのですが…。
今回のお話では、スプリングが段々とヘタってきたのか、ベッドの真ん中(腰部分)が、低くなってきてる様に感じて寝にくくなったそうです。そこで、もっと敷布団を厚めに作り直して欲しいとのご要望でした。
そうでしたら、マットレス型で腰部分が硬めのオーバーレイ(重ねて使える)ブレスエアーのマットなどもありますが…とご紹介しました。
しかし「素材は綿が良いです!」との事でしたので、お仕立て直し(打ち直し)させていただく事になりました。
敷布団の側生地を取り解体した状態の綿
お仕立て直し(打ち直し)後の敷布団・デラックスコース
・ダブルサイズ・
特に腰部分が凹むとの事でしたので、通常よりやや多めに敷布団の中央部に綿を入れ、調整しながらお作りさせて頂きました。
納品後、寝心地をお尋ねしたら、
「敷布団がしっかりして、腰も落ちずに寝られるようになりました」
とのお言葉を頂きました。
睡眠環境や寝具の好みは千差万別。
全ての人のご要望に沿うのはなかなか難しい事ですが、出来るだけお客様のご要望に沿うお布団作りを心掛けていきたいと思います。
マル井ふとん店では、布団の丸洗いから打ち直し(リフォーム)まで、布団に関するご相談は、何でもお聞き下さい。
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